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新卒入社が減っていく会社で昇進するということ

自己紹介・日常

私は関東圏に数十店舗お店を展開している中小企業で接客業をしています。

10年ほど前の新入社員数は40~50人、私の入社したときは23人、昨年は5人…。

はい、分かりやすく人件費削減されております。

なかむら
なかむら

あれ、うちの店舗全然新卒が配属されなくない?

自分以外みんな10個以上年上のおじさんばかり…。

こんな環境で約4年働いております。

ただし、上司の皆さんはとてもよくしてくださいますし、待遇も文句なしです。

でも、自分を最後に現在働いている店舗には新卒が配属されず、

自分自身も他店舗への異動も他店舗からの後輩の異動も無かったため、

3年目に入るまで(アルバイトさんを除けば)ずっと下っ端だったわけであります。

2年間下っ端って、具体的にどんな感じなの?


  • 任される仕事の内容が変わらない
  • 同世代、同期の成長具合が分からない

とにかく『切磋琢磨』って何?美味しいの?ってな感じの環境になるわけです。

そして、慣れてくると段々仕事も覚えてきて新しい仕事を覚えるということから

慣れてきた仕事をこなすという段階へとシフトしていきます…。

はい、ここでぬるま湯に浸かり続けるか、熱湯ブッシャーで自らを追い込むかの分かれ道です。

私は幸いなことに熱湯ブッシャーを選べました~。

そんな中で自己成長するために意識したこと

このままだと毎日同じことの繰り返し…

でも、やらないといけない事はやらないといけないし…

なかむら
なかむら

後輩が入ってこないなら、役職を貰って部下を作ればいいのでは?

ということで思い立ったら即行動です。

海外ドラマ『SUITS』を観る

これ、ふざけているわけではありません(笑)

このドラマに登場するハーヴィー・スペクターという男性は

まさに私の理想とする『できる男』だったのです。


  1. 自分に自信がある
  2. 常識に囚われず、柔軟な考え方ができる
  3. 結果を出し続ける

この条件が揃ってたら、まさに『できる男』だと思いませんか?

このドラマを観て、モチベーションを高めました。

今の主任より自分の方が主任に向いていますよアピール

モチベーションが高まったら、次は実際にアクションを起こします。

例えば営業で一番の成績を残していたら、

『上げるならコイツかな…』と話し合いのテーブルに乗ると思います。

しかし、残念ながら私は営業に関しては飛び抜けて良い成績を収めているわけではなく

店舗内で主任を抜いて営業成績で1番になれる自信は正直ありませんでした。

じゃあ、個人で結果を出すことに拘らず、結果を出せるチームを作れば良いのではと考えました。

例えば、新規会員様を1人で10名様獲得するより、

チーム全員が1人6名様の新規会員様を獲得できた方が

チームとして結果を出しており店舗に対する貢献度合いもこっちの方が高い。

そして、その結果を出すことに一番貢献したのが自分なら

チームをまとめるリーダーとしての素質もアピールできることになります。

アルバイトさんの人材育成に最初は労力がかかってしまいますが、

一度ある程度まで能力を身に付けてもらえたら、

あとはモチベーションをコントロールしてあげれば、”全員にそれなりの”結果を出してもらえます。

ここまで持っていけたら、『コイツならあげても主任として結果を出してくれそうだな』

という考えになるというわけです。

理想のシナリオに向けて、ただひだすら…

がむしゃらにやれることをやりました。

特に私の理想のシナリオの主役は『自分』ではなく『アルバイトさん』なので、

まずは職場環境を整えることから始めました。


新しいスタッフの受け入れ・指導担当に立候補する


店舗で働いている期間が長いこともあり、

お客様のことや設備のことなどの知識は一番あったのでここはすんなり任せていだたけました。

面談や指導を通して、店舗に対する『不平・不満・不便』を聞き出しつつ、

アルバイトさんの一番の理解者であること、依頼されたことはできる限りやり切ることを意識しました。


ボーナスもアルバイトさんへ還元する


店長にアルバイトさんのモチベーションアップのために時給UPの交渉をしましたが、

これは力及ばずで、実現することはできませんでした。

なので、ボーナスが出るたびにいつもありがとうございますの感謝の気持ちを受け取ってほしい

ということで1人当たり1500~2000円程度のお菓子を送らせていただきました。

まあまあの出費にはなりましたが、インドアだった私が外に出るきっかけにもなったので、

結果的に良かったと思います。


アルバイトさんの『得意』を活かした企画の提案&実現


やりがいのある職場とは自分の得意な事でお客様に喜んでいただくこと、

そう考えたので、面談の中で聞いた得意な事や趣味などから企画を考えました。

ピークだった頃は2~3ヶ月に1個くらいのペースで企画を行っていたと思います。

そしてついに…

『SUITS』を観て、行動を変え始めてから1年半の月日が流れました。

半期毎の評価面談で最高評価のS評価をいただき、

数日後に店長から『社長がいらっしゃってるから少し時間いい?』と呼ばれました。

『来月から主任として頑張ってもらいたい!』といただけました。

1年半待っていたお言葉だったので、それはそれは嬉しかったのを覚えています。

なかむら
なかむら

頑張ってよかった~!

主任になってみて

今、振り返ると私は下記の点でとても運が良かったなと感じます。

  • 昇進するための明確な基準が存在しないこと
  • アルバイトさんのポテンシャルが高かったこと

つまり、店長の評価が大きく影響していたということですね(笑)

旗艦店を経験しているわけでもない私が同期の中でも最速タイで昇進することができたのも

店長との相性が良く、アルバイトさんとの相性が良かったという要因が大きかったと感じます。

役職が上がっても下が入ってこない為、下っ端時代の仕事を行う日も多々ありますが、

多少優遇され誰でもできる仕事は他の主任に任せて、

自分は新しい仕事や責任ある仕事にチャレンジすることができて

環境を変わっていることを実感しております。

人生において、良い経験ができた期間だったと思います。

以上、自己満の語りでした~!(笑)

最後までお付き合いいただけた方、本当にありがとうございました!

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